心のなかに関西弁先輩を持て

どうも、トクロンティヌスです。だいぶ(※1)間が空きましたが、何とか生きています。

 

twitterの方ではすでに明らかにしているのですが、2019年4月よりアメリカ・フロリダ州の研究機関(※2)で働いています。

 

いやーまさかtwitter就活(※3)で海外に来ることになるとは思ってもませんでした。日本で転職活動失敗しまくっていたので、本当にありがたいです。

 

オファーあってから、書類のやり取りや米国ビザの取得、職場の英語試験などもろもろで半年以上かかって、その後で2週間の超短期訪問をしてから、2019年4月の仕事開始を迎えました。

 

1.オファーまで

声かけていただいてから、英語CV送って、すぐにSkypeで面談でした。その後、一度お会いして、再度、今度は人事の方と面談。人事との面談は英語の試験兼ねてて、僕は2ヵ月ほどかかることに。。。

 

何にせよ、英語は勉強しとけということです(5年前くらいの自分に向けて)。

 

2.ビザ取得まで

ビザ取得の代行とか、ブログ記事はいっぱいあるんですけど、結局一番役に立ったのは米国政府の「米国ビザインフォメーションサービス」の動画ですね。これをまず一番に読んだり、見たりしないといけないし、それ以外のブログ記事とかは参考程度で十分だった気がします。

 

米国ビザインフォメーションサービス

 

www.ustraveldocs.com

 

面接の質問は2つだけで、主に仕事内容についてと、報酬のソースだけでした。追加書類も特に要求されなかったし、預金証明も持って行ったけど必要なかったです(※あくまで僕の場合はです)。

 

3.超短期訪問から渡航まで

海外経験まったくなかったので、本格渡航までに一度短期訪問をしょうと、医学系の財団法人の海外短期訪問助成金を2つ取得して、2週間ほど現在の職場を訪問しました。この時に、「あ、英語本格的にヤバいかも」と思ったんだけど、やるしかないと腹をくくることに。

 

そこからは急いでクレジットカードの申し込みをしたり、不要物品家具の処分をしたり、研究室の引き払いをすすめたり・・・忙しかったです。

 

クレジットカードに関しては、ANA USAカードだと日本にいる間に申請できるし、会社に入ってからすぐに届くので、結局これが一番良かったっぽい。

 

ANA USAカード

アメリカ駐在の方へおすすめ。アメリカのクレジットカード - ANA CARD U.S.A.

 

ANA USAカードが届くまでの約2週間は、新生銀行のGAICAカードで暮らしてました。これはプリペイドなので、日本で入金しておいた分だけ使えるし、今でもちょっとクレカ使いたくないなと思った支払いの時に使ってます。審査ないし、新生銀行の口座もってるとすぐ作れるので、これはおすすめです。

 

プリペイドカードGAICA

プリペイドカード GAICA | アプラス 新生銀行グループ

 

入国後にマリオットとかヒルトンの「ちょ、何ポイント、サービスで配る気だよ!?」ってカード作ってもいい気もしますけど、そこまで不便は感じてないんだよね。

 

 

 

4.渡航

圧倒的家計の予算不足だったので、家は会社(の提携している大学の)ドミトリーにして、飛行機のチケットは、格安路線・日程を使ったせいで、ポートランド空港で12時間滞在、アトランタ空港で一泊という辛いものだったうえ、ウエストパームビーチ空港でロストバッゲージという・・・なかなか大変な渡航となりました。

 

 

で、表題の件なんですが、

 

心のなかに関西弁先輩をもて

 

海外で働くことを決めたあたりから、自問自答することが多くなったのですが、その時に自分を客観的に見る相手役として、『関西弁先輩』を設定してました。

 

・・・別に九州弁でもなんでもいいんですけど、普段、自分が使わない言葉の第三者を設定しておくのが良い気がします。

 

「いまさら留学って、何の役に立つん? そもそも出来るん?」

 ―「いや、日本に仕事なかったじゃないですか、先輩」

「英語できないやん。そんなんで暮らしていけるん?」

 ―「暮らすだけなら、近くのPublix (※4)で何とかなりそうです」

「そんなんで研究できんやろー」

 ―「日本にいても職なくて出来なかったので、むしろ出来るようになったのでは?」

 

これが最善な方法だとはけして思わないんですけど、暇な時間があると人間って不安な方のことを考えてしまう生き物だと思うんですよね。その「暇な時間」を自分の趣味や友達との会話で埋めれる人はいいんですけど、金、時間、置かれた環境によってそれができない人っていると思うのです。僕がそうです。

 

なので、自問自答というか自分の頭の中を不安な方にしないように、第三者視点から辛口コメントしてくれる相手を設定しておいて、そこに反論するようにして自分の意見がかろうじて保ててた・・・ような気がします。何しろ、家族もおらず単身でのアメリカ移住だったので。

 

とりとめもない感じなりましたが、ブログ再開して、いろいろつぶやきます! それではまた。

 

 

研究者小説書いてます。

①魔法の世界での魔法研究者の日常小説:

kakuyomu.jp

②教授に解雇されたポスドクたちが会社を起業する小説:

kakuyomu.jp

 

 

1. 2年ほど

2. 職場のSNSのルールだと公開するだけなら良い気がしますが、念のためクローズのままで

3. twitterで転職探す活動

4. フロリダの地元密着型スーパー。余談だけどグロウスリーストアじゃなくて、スーパーで通じたぞ??英語の授業なんやったんや

 

Publix Super Markets

http://www.publix.com/