日本に本帰国しました!

日本に本帰国しました!

2021年2月28日にMax Planckを退社して、3月1日に日本に本帰国しました!

 

2年間のアメリカ研究生活は、

・1st 原著論文 3 (うち責任著者3)
・共著原著論文 3 (うち責任著者1)
・1st 総説 1
・国際会議 3
・国際会議学会賞 1
となり、なかなか充実した研究生活でした。

 

特に財産となったのは、『Max PlanckだけでなくScripps InstituteやUniversity of Texas、Jackson laboratoryなどの多くの研究者とつながりができたこと』、『ゲノム編集技術を色々試すことができた』という二点かなと思っています。

 

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学会賞は楯と、副賞として一年間の学会費無料がついてきました

 

本帰国までのコロナ対策関連の手続き

僕自身も混乱して大変だったので、日本への本帰国までの手順を書き残しておきます。

 

※2021年3月1日時点での南フロリダからの帰国です。また、成田でも対応が異なっている場合があるので各々関係各所から常に新しい情報を得るようにしてください。特に3月5日に大幅な変更あったので、追記の部分も確認してください!

 

※さらに追記(4/24/2021):もう原型をとどめていないくらいに入国のための検査について厳しくなっているので、必ず、最新の基準を確認するようにして下さい!!

 

①必要な書類を準備する

今のところ必要な書類は下記の通り。

成田到着前に必須なもの:

・健康カード: これ忘れやすいので注意。基本はこのカードにシール貼ったり番号書いて、検疫所での順番待ちとかします。ANAの場合、機内でも配っています

COVID-19の陰性証明書(政府フォーマット): 詳細は後述

添付するCOVID-19の陰性証明書(アメリカでの検査証明書): 詳細は後述

・誓約書

・電子質問票の回答後に発行されるQRコード: 2回見せるポイントがあるので、スマフォのホームに設定したりスクショを保存したりしておく必要があります

 

追加で必要になるもの(成田到着時には必須ではないもの):

COCOAのインストール

厚生労働省フォローアップ用LINEアカウントの友達追加

 

②検査のタイミング

日本帰国便の出発時刻から72時間前までが有効ってことなので、注意が必要。

出発時刻であって、その日の中央時間ではないんですよね。なので、検体採取と出発時間を注意です。特に『アメリカのなかで時差ある乗り継ぎ便使う人は特に注意』。今回、パームビーチ国際空港からシカゴ・オヘア空港で1泊して乗り換えだったんですが、このトラップのせいでかなりシビアなスケジュールとなりました。

ちなみに、シカゴ経由になったのはANAの便数削減のためです(三回便変更になりました)。

 

実際に僕がどのようなスケジュールで検査したかはこちら。

1. オヘア→成田便の72時間前から余裕をもって70時間前で検査をPalm beach gardenで予約。一番近いJupiterの検査センターは『72時間で検査結果が返ってくる保証はできない』ということで、隣町まで行くことに。ここが田舎町の辛いところです。。

 

2. MDnow Urgent Careで検査を受ける。ここは48時間で結果返すことを保証してくれていたので、安心。結果はホームページ経由でダウンロード。医師のサインもそこにあるので、ここに自分でパスポート番号と国籍、名前を足すだけでOKでした(後述)

しかも、会社の保険で100%カバー(キャンペーン中だったので)で、タダでした。タダでした(重要)。日本でも保険でカバーできるといいですね。

www.mymdnow.com

 

 

3. Max Planck最終日に結果を同僚に印刷してもらって、パスポート番号、国籍を手書きする。

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最終日、ラボの皆さんから寄せ書きと記念品をいただきました!

 

4. 政府フォーマットのCOVID-19の陰性証明書にMDnowの結果を書き写す。プリントアウトした政府のフォーマットに、上記のMDnowの結果を書き写します。

MDnowでの検査の際に、用途を「トラベル」と言っておくと、それに合わせた結果表をくれるので、検査の採取方法や検査方法もそのまま書き写せます。医師に直接政府フォーマット書いてもらう必要は(僕の場合は)なかったです

 

以上が、検査とその結果表の流れです。検査結果がでるまでドキドキだったので、もう少し前に一度検査受けておくのをおすすめします。

 

③シカゴ・オヘア空港から成田空港まで

シカゴ・オヘア空港でチェックインする際に、アメリカ人のANAグランドスタッフに、「陰性証明書とQRコードを見せて」と言われます。

ポイントはアメリカ人なので、こちらがどんな説明してもほとんど融通がきかず、僕の前にいた3組の陰性証明書を持っていなかった日本人は急遽オヘアで検査受けるように言われ、チェックインできませんでした。

 

「なくても成田で数泊すれば大丈夫」ってのはたぶん事実なんですけど、それを事情知らないアメリカ人のグランドスタッフに話して納得してもらうのはかなり大変そうです。実際、3組ほど返されてましたしね・・・

 

④機内で注意すること

一点だけ、機内で注意することがあります。成田や羽田でのCOVID-19検査は唾液採取です。ですので、検査30分以内に飲食やうがいをすると、検査結果が上手く出てきません。その結果、再検査になりかなり待つことになります。

こんな風に・・・↓

 

 

 これで2時間以上待って、待機所最後の一人になりましたし、かなり不安になります。マジで気を付けてください(ANAの機内ではこの注意はされないので)。

 

⑤帰国後の自主隔離

僕は先に帰国した方に教えてもらったこのサービスを使うことにしました。普通のビジネスホテルでリムジン送迎付きなので、便利。

pro.unito.me

 

あと数日間、東京での自主隔離を満喫(?)します!

トクロンティヌスでした。

 

追記(2021年3月7日11時57分)

マジっすか!! 

 なんと・・・対応が変わるのが早すぎる・・・

 

 

追伸:もう少しすると、文筆業で一つ発表がありますので、お楽しみに!